【母の日特集】母の日の由来とカーネーションを贈る理由
こんにちは正和園です。
5月第2日曜日は『母の日』ですね。母の日は【お母さんにカーネーションを贈る】ことが一般的とされていますが、なぜ母の日があり、カーネーションを贈るのか皆様はご存知でしょうか?
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母の日の始まり
母の日の始まりはかなり古く、1907年5月12日にアメリカに住んでいたアンナ・ジャービスが開いた亡き母を追悼する会が始まりです。その会がきっかけとなり、1910年ウェストバージニアからアメリカ全土へと広がっていきました。
そして、当時のウェストバージニア州知事が「5月第2日曜日を母の日とする」と宣言したことで、母の日が正式に誕生しました。
そこから母の日は、ヨーロッパに伝わり、日本に伝わったのは明治初期と言われています。
母の日にカーネーションを贈る理由
では、なぜ母の日にカーネションが贈られるようになったのでしょうか?
それはアンナ・ジャービスの母アン・ジャービスが好きだった白いカーネション(敬虔なクリスチャンも関係していたと言われています)を贈ったことから、母の日のシンボルフラワーはカーネーションになったと言われています。
母の日が広まってしばらく経った後、アンナの提案で存命する母親を持つ人は『赤いカーネーション』を、母親を亡くした人は『白いカーネーション』を胸につけるということに変わっていき、今現在はカーネションの花を贈るに変わってます。
カーネーションの豆知識
カーネーションはなでしこ属の植物で、属名を「dianthus(ディアンツス)」といい、「神の花」を意味しています。
「dianthus」は、ギリシャ語で神を意味する「dios(ディオス)」と、花を意味する「anthos(アントス)」この2つの言葉が由来とされています。
またキリスト教においては、カーネーションにまつわるこんな言い伝えがあります。
【キリストが十字架を背負いゴルゴタの丘へ向かう姿を見送った時、母マリアが流した涙の跡に一輪のカーネーションが咲いた】という話から、カーネーションは「母と子」や「母性愛」を象徴する花とされています。
さらに、キリストが復活した時にもカーネーションが咲いたといわれています。白いカーネーションは生前のキリストとマリアの涙を表し、赤いカーネーションはキリストの体から散った血や、キリストの復活を象徴しています。
現代の母の日は
ここまで母の日の始まりについてお話ししてきましたが、今現在の日本では母の日にカーネーションを贈るという風習は薄れ【お母さんの好きなお花を贈る】に変化している傾向が見られます。
今年はお母さんの好きなお花・色を事前に調べ、母の日にそのお花を贈ってみてはいかがでしょうか?
季節のお花によってはご用意できないお花等もありますので、事前にお花屋さんにお問い合わせをオススメします。
正和園でもお客様からの母の日のお問い合わせをお待ちしております。下記お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせ下さい。